2017年03月24日

平成28年12月期MonotaRO株主総会

2017年3月24日に兵庫県尼崎市の尼崎リサーチインキュベーションセンター(エーリック)で行われたMonotaROの株主総会に参加。会場は出屋敷駅から結構離れているが昨年も参加したので迷わずたどり着いた。昨年も感じたが社長が昭和50年生まれと若く(創業社長ではない)、かといってインチキ新興企業と違いなかなか思慮深く見える。住商出身というバックグランドもあるからか。
業績説明に約50分と非常に丁寧で良かった。ここを15分くらいで終わらすクソ企業もあるのでそういうところは株主総会に来て本当に損したなあと思う。11時50分終了。

株主からの質問
・株価水準をどう見るか→市場に高い評価をしてもらっていると思う。これからもより高くより長い成長を目標とする。
・配当は少なくないか?→今後利回り何%くらいを目標とするか→現状配当性向で33%〜35%。株価は当社が決めることではないので利回り目標はない。
・どんな条件で自社株買いをするのか→現状の株価水準では投資や配当を優先する。
・工場での火災対策は大丈夫か→万が一のことがあっても保険で100%カバーしているが週次で防火体制をチェックしている。また地震対策も重要を考えているが新しい物流センターができて(リスク分散が)出来ていると思う。
・常陽銀行からの融資が多いが関係は?→今回の茨城の物流センター設立のため賃貸よりも取得のほうが得なので取得した。その時の借入である。
・昨今配達について問題になっているが、配達コストについてはどうなっているか→より良いサービスを受けられるので佐川からヤマトに替えた。当社は主な顧客が事業者ということで、通常40%あるといわれる不在率が8%程度と低く値上げの要請は受けていない。また平均注文単価が1万円と高く、仮に若干の値上げ要請があっても問題ない。
・為替の影響を教えてほしい→海外からの仕入れはPB商品の半分だが利益率が高く、仮に為替が10%変動しても1%くらいの影響しか受けない。またロイヤルティ収入と海外仕入れで相殺され実際はもっと影響が少ない。
・物流コストは費用科目のどの部分に入っているか→原価。
・競合他社、例えばアマゾンに対してどのような対策を取るか→市場規模(5兆円〜10兆円)に対してインターネットの占める割合は10%程度で、当社はオフラインからシェアを取り続けている(奪い続けている)。これが成長の源泉。アマゾン、楽天、ヤフーとの差別化については「より多くのお客様に使ってもらいデータで差別化」する。アマゾンにもデータ量で引けを足らない。また紙のチラシやカタログを送ることでお客様から当社に対する検索だけではなく、当社からお客様に商品を提案できている。
・(瀬戸会長に対して)LIXIL社長をすることでのメリットデメリットは?→私から現社長にどうこう言ったことはなく私ならこうやるかなと思ったことでも現社長のほうがうまくやれている。創業社長として会社に愛着はあるが社長を譲ると決めた以上任せている。LIXILという世界的な企業での経験をMonotaROにも取締役として還元できると思う。世の中にはいろいろな会社があるがどこも後継者は重要な問題で、私は早く社長を譲って本当に良かったと思っている(個人的に非常にナイスな考え方&人格だと思った)。
・平均年収が低いように思えるが働き方についてどう思っているか→当社は離職率が非常に低い。もちろん待遇は常に改善していこうと考えている、
・医療・介護品を扱っているがもう少し詳しく→昨年スタートしてマスクなどを販売している。消費者向けではなく事業者向けである。
・ニッチな市場はまだあるか→事業者向けに注力している。
・カスタマイズサービスについてもう少し詳しく教えてほしい→例えばドアのようにリフォーム業者が見積もりを出していろいろやっていたものをテーラーメイドで対応しリードタイムを短縮していく。
・新しい物流センターの見学をしたい→検討します。
タグ:株主総会
posted by kmr at 18:55| Comment(0) | 経済、投資、投機 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: